Monday, April 29

Tag: WorldCup14

2014 Japan football team in WC – Part4 (end)
Culture

2014 Japan football team in WC – Part4 (end)

そもそもの話ですが、ザッケローニ監督の指示を選手全員にちゃんと伝わっていたのでしょうか?理解できていたのでしょうか? 僕は信じません。 理由は、通訳経由でその人の考えが100%わかるはずがないと思うからです。なぜなら、国際会議とかで同時通訳してる人は交代でメモをとりながら専門スキルを使ってこなしてるわけですよ。それを外で体を動かしながら監督の言う事を通訳して選手に伝えるってめっちゃ限界あるでしょう。しかも一人でそれをこなしている。なので、どうしても重要なポイントだけに絞って通訳して伝えないとスピードが追いつかないと思います。 推測で申し訳ないですが、監督の通訳つけてたのって今大会日本だけじゃないですか?(もしかしてロシアもつけてたかな?)外国人監督をつけていたとしても通訳いないケースが多いです。例えばコートジボワールはフランス人監督でしたが、母国語が選手も監督もフランス語なので、全く問題なし。コスタリカもアルゼンチン籍だったかな。 ある意味全員に対して、通訳無しだとコミュニケーションとれないってなら平等で良かったかもしれませんが、直で話せる人がいると自ずとコミュニケーション相手の比重はその人になり、通訳必要な人との差が出てきます。これは僕も体験レベルでそうです。プレゼンや説明という事であれば通訳である程度いけると思いますが、監督と選手という間柄で通訳有りとなると全くダメだと思います。そんな間柄で信頼関係なんて生まれるはずがないです。 どうしても外国人監督にお願いしたいのであれば、せめて英語が堪能な人にしないとどうしようも無いと思います。英語であれば、何とか自分で調べて伝えられると思います。Go, Stop, Left, Right, One touch, Power Playとか辞書で調べなくてもわかりますよね。なぜ、フランス人やブラジル人、イタリア人と言葉の壁がよ...
2014 Japan football team in WC – Part3
Culture

2014 Japan football team in WC – Part3

ザッケローニ監督のベンチワークが良く無かったのだろうか。。。 思い切って彼の肩を持った視点で考えてみます。 あれができた事のベストなんでしょう。 サプライズ招集の大久保をメインで使うってどんな采配やねんと思う瞬間もありましたが、使わざるを得なかったようなチームコンディションだったのでしょう。と信じることにします。 もし、ザックさんがアガッててあんなメンバーをピッチに送り出してしまうミスをしたとしても、そういう事もあるかもしれません。 なんせ前回大会優勝時から引き続き指揮していたスペイン代表監督ですら摩訶不思議な采配をして見事に敗退してますからね。 ジエゴコスタって確か公式戦数試合しか出ずにワールドカップ初戦先発のはずですから。あんな名監督でも目先の利益に走ってしまった。それはWCが短期決戦だからなのでは。 デル・ボスケはゼロトップが通用するのは1大会だけで、ずっとは無理ってわかってたのかもしれませんね。個人的にはHeatのセンターレス(スモールラインナップ)の考え方にも似てると思います。通用するのは一回だけ。二回目は見事Spursに惨敗!笑えるくらい惨敗。 良いとか悪いとかじゃなくて、前回の岡ちゃんの時は割り切って、守備固めのカウンター狙いの一点投資がはまった。ワンパターンにすることによって精度を高めるポイントを集中でき、あの結果を出す事ができたのでしょう。なんせ我が国民は「サッカー」は見ないので、「勝って」かっこいい選手が凱旋帰国すれば嬉しいので、ある意味結果が全てなのです。(結果、ゼロ勝で帰国してキャーキャー言ってましたが。。。) 今回は、良く言うとチャレンジして、悪く言うと欲が出て、さらに悪く言うと中長期プランが欠如した結果が「やる事多すぎ」になったのでしょう。ヨーロッパの監督がパワープレーをオプションから切るって考えられないですけど、そうせざるを得なかった...
2014 Japan football team in WC – Part2
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2014 Japan football team in WC – Part2

日本の多くの人がサッカーを見るというのは、素晴らしいと思います。 ただ、サッカーそのものを見ていない人も少なくない気がしてしまいます。日本代表という個体を見ているだけでお腹いっぱいになっている印象が。。。 サッカー人口の層を広げるという意味ではそういう方々の力もすごく必要だと思います。ですが、Jリーグ元年辺りに一通りやったキャンペーンを、今もまだやってたんですね。。。協会さん。 ワールドカップの日本代表の試合は見るけど、他の国の試合は見ない。それだと日本代表がグループリーグを僅差で突破できなかったのか、否かがわからないですよね。 オランダやブラジルの試合を見ていると「同じ大会に出ているんですよね?」と思ってしまうくらいの差を感じました。そういうところまで踏み込めるファンが増えるともっと日本サッカー界は良くなると思います。見る目が厳しくなるので。 今回のワールドカップメンバーには今までにないくらい海外メジャークラブ所属選手が多くいました。ということはオランダやブラジル代表選手のようなプレーヤーと日頃リーグ戦を戦っているわけです。なのになぜ、こんな感じ?それはそのクラブチームでは兵隊として優秀であって、本人が隊長ではないからだと個人的には思います。そして周りの優秀な選手がサポートしてくれるので、クラブではかなり高いレベルプレーを見せる事ができる。もの凄く残虐にいうとそんな感じかと。現にチームレベルはミラン以下でもCSKAにいた時の本田は隊長だったので、当時の彼自身は今に比べると凄くよかったと思います(病気の説はちょっと別です)。 でも、裏を返すとそういうリーグでシノギを削っている兵隊達は一対一の能力(シュート除く)は対等に戦えるレベルのはずです。惨敗レベルならそもそもレギュラーにはなれないわけですし。やり合えるからレギュラーを獲得しているのだと思います。 では、「差」っ...
2014 Japan football team in WC – Part1
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2014 Japan football team in WC – Part1

今回のWC日本代表について後々振り返れるようにメモっておこうと思います。 あくまで個人的に思った事を別の目線で記録できればと。一気に言い切るとダラダラと長くなるのであえて小刻みにしてみようと。 何はともあれ初戦ですね。 正直、日本の得点まではそんなに悪くなかったと感じてました。初戦の緊張感とか色々あると思いますし、元々メンタルも弱いので。ただ、先制した瞬間に雰囲気が親善試合モードになった印象です。本来ならあそこからギヤがガッと入るはずなのに、あれ?本気でサッカーしてる?っていう状態になった。そのうち失点するであろうと。だから勝てそうな雰囲気がゼロでした。なんかかつ必要が無いんじゃないと勘違いしてしまうほど。案の定ダダっと失点でなぜか意気消沈。。。独り相撲。 勝てそうな雰囲気って意地でも勝つぞ、まずは1勝だという一生懸命さですよね。内田だけからはがむしゃら感が画面から伝わってきたかな。前線やボランチあたりにそういう人がいると伝染しそうなんですけどね。それが長谷部と岡崎だったんじゃないかなと思います。長谷部は本人の意思とは裏腹に計画停電のごとく交代になってしまいましたけどね。 確かに、データでは初戦落とすとグループリーグの突破は難しいと出てるでしょう。でも、南アフリカ大会のスペイン代表も初戦を落として優勝してます。今回のブラジル大会もイタリアは実は初戦にイングランドに勝つという絶対勢いに乗るであろう状況でもグループリーグ敗退してます。 特に南米の選手とかはそんなデータ「知るかボケ」って思えるんだろうなと思います。良い意味で線が切れている感じですね。プレッシャーを期待と感じ取れる能力とかもあの人らは兼ね備えているんだろうなと思います。 まさか、日本代表選手が日本のマスコミの報道「初戦落とすとグループリーグ敗退濃厚!勝てば突破濃厚!」に思いっきり影響受けて、ビビり倒してた...