Thursday, November 21

Regarding to Kevin Durant’s decision Part1

ここ数日間、世間を騒がせたKDの去就ですが、GSWになるとのことです。。。

この移籍に関して、NBA目線とスニーカー目線で言いたい放題言ってみようと思います。

いろいろ考えると、彼にはWestern Confferenceのチームにしか選択肢がなかったと思います。

移籍先のチームは大都市でなくてはならないというのが条件だったと推測します。
理由は、Kobeがいなくなった地点で、NIKEシグネチャーモデルを抱えるプレーヤーで大都市チーム所属プレーヤーがゼロになったということ(Brand Jordanは除く)。

せっかくMiamiに移籍して、LA/OKC/MIA/CLEとまあバランスが取れた状態ができていたのにもかかわらず、I’m Homeとか言ってよりにもよって別のシグネチャーモデルプレーヤーがいる田舎町に移籍して、地方で共食いという多大な迷惑をLeBronがかけてしまったので、誰かがフォローしなくてはいけない状態です。しかも、そのタイミングでスニーカーの価格が高騰。エリートモデルで3万オーバーって誰が定価で買うねん!って話ですよ。だから、Finalでは比較的購買しやすいSoldierを着用する羽目になったのだと思います。エリート履いてChampionとっても誰もそのスニーカー買わないのでね。
そんな最中、Kobeが引退をしました。そこで構図はこのように変わりました。OKC/CLEx2。これではセールスを維持することはできません。競合他社はきっちり大都市チームに人員を配置しています。UAはSan Francisco (GSW)、AdidasはChicago (NYにトレード) & Houston & Portlandと。これは大都市チームに誰かが移籍してセールスアップに貢献しないといけません。そのお役が回ってきたのが、契約がちょうど切れているKDです。LeBronも契約を切って再契約する状態ですが、今移籍はありえないので対象外。

となると、彼は故郷であるDCのチームであるWizardsも、GM自らKDを履いて口説いていたCelticsとも契約するのは実質不可能だったでしょう。WizardsでJWとのコンビ、今いい感じのCelticsでのプレーはかなり魅力はありますし、両方共大都市チームなのでセールスアップに貢献できるでしょう。ただ、Kobeが引退しLeBronが崩した縮図を考えるとWestを抜けることは許されないでしょう。個人的にはいっその事Lakersと契約したら面白いのになと思ってましたが。あくまでセールス面だけの話ですが。
DeRozanがKobeを引き継いだとして、John WallがNikeと契約したとしても、全部Eastの話。KD一人でWestern Conferenceを背負わせるのは酷ですね。もう一人誰か欲しい!Brand Jordanを含めるとClippersに2人いるのですが、Nike – Brand Jordanで同じキャンペーンははれないので難しいです。そもそも売上規模が違うので厳しいです。現実的なチーム力とセールスのことを考えると、DallasかPortlandが良かったんじゃないかなと思います。PortlandはNikeの本社があるのでそこで腰を添えられるし、プレーオフ進出は問題ないでしょう。ただ、何のゆかりもないし、強力なAdidas野郎がいるので、大々的なキャンペーンを実施しづらい。となると、通ってた大学がある同じ州のDallasが良かったんじゃないかと。
KDのWestでの負荷を軽減できるのは実はSpursなんですよね。LaMarcus AldridgeとDanny GreenがNikeのイチオシ。Kawhi LeonardがBrand Jordanのイチオシ。一応NikeのPau Gasol加入。チーム力と見栄え的にも今まで大嫌いだったSpursをWestでは推していこうかと思ってしまうくらいです。

GSWですか。UAのスーパーエースとANTA野郎に挟まれて、どこまでNikeに貢献できるのか。Draymond Greenと組んで抜きんでることができるのか、これからNikeが悩まないといけない大きな課題です。