Monday, April 29

Regarding to Kevin Durant’s decision Part2

Part1はスニーカー目線で言いたい放題でした。

今回はバスケ目線というかNBA目線で好き勝手に想像してみます。

個人的には今回の移籍に関しては、がっかりです。
一番のがっかりな理由は、端から見てプロ選手としての美しさが感じられないということ。

基本は、大物がFAになると可能性のあるチームと交渉して移籍対象を複数チームに絞られて報道されます。
ここでまずファンは想像を膨らませるわけです。
ですが、ここにはだいたい超大物がFAで待機していることが多く、その超大物の決定次第で大物が動き、
トレードが活性し、元大物ベテラン勢が加勢して、来シーズンの明るい想像をしてファンもプレーヤーも楽しむわけですよ。

よくあるのが、一人のスター選手がいてそこに大物が加入して、その2人をベースに人が集まりチームが出来てくる。
例で言うと、Ray AllenがCelticsに移籍した時、LeBronがHeat移籍とCavs復帰した時。

それが、ウオーリアーズにDurantが移籍となってどういう影響があるか想像してみます。
すでに2枚看板が揃っていて、それを支えるバックコート人も充実。強力な6th ManもバックアップPGも完備。
もっと言うとチームのプレースタイルも長年磨き上げてきたものが結果を出している。
そこへKDが加入。

これ以上、GSWの膨らむ期待は無いし、それ以外の移籍も単体で盛り上がるけど、相乗効果は無いでしょう。
それどころか、Salary Capの関係で何人かスターティングプレーヤーを放出しないとKDの費用を捻出できない状態
しかもその対象の一人がBogut。そのバックアップの”迷”フリースローシューターEzeliとLeBronの舎弟だった記憶が飛んだVarejaoも放出対象という予想。なんかRudy GayがRaptorsにやってきた時と同じ雰囲気がします。。。

プロ選手の美しさという意味では、個人的にはもう一歩のところでくすぶってるようなチームに加入して、そのチームを飛躍させるような移籍にして欲しかった。そういう意味では、Part1で挙げたDallasやPortland、ありえないけどWizardsやCelticsで躍動して欲しかった。
完成品のチームに参加されても何一つ盛り上がらない。ユニフォームの売り上げ、スニーカーの売り上げ、プレイタイム、シュートチャンス、All Star投票とすべて同じチームで食い合うわけです。

まあ、GSWはPlay Offには間違いなくいくでしょうし、順位も上位だろうし組み合わせも悪くないでしょう。
でも、なんだかね。ドキドキ感がないですね。

過去にShaqがMiamiに移籍した時、Ray AllenとKevin GarnettがCelticsに移籍した時、Ray AllenがHeatに移籍した時、Rasheed WallaceがPistonsに移籍した時などは、「どうなるんだろう」と期待しまくったものです。でも、今回は特にどうもこうもないでしょうっていう感じです。

これだけ色々言ったけど、でもやっぱりちょっとは期待してしまいます。Nikeマンとしては!
楽しみなのは間違いなくCelticsで密かに楽しみなのはKnicksです。